コラーゲンの品質・安全性のチェックポイント

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PurSKINproの中核をなすコラーゲンペプチドの原料となる魚の生育環境、そして工場での製造工程について、わたしたちは非常に厳しい基準を設けています。この基準について詳しく説明することで製品の品質と安全性をお伝えしたいと思います。加えて、コラーゲンの品質と安全性を評価する上でのポイントを共有し、誰でも品質の悪い成分を見分けることができるようにしたいと思います。

原料の生育環境は先進国基準のものを


魚由来のコラーゲンの生育環境となる水質の安全基準に留意しておくことは言うまでもないでしょう。多くのコラーゲン製造メーカーは工場を中国や東南アジアなど、人件費が低く抑えられ低コストでの製造が可能な所謂発展途上国に設置しており、当然ほとんどのメーカーでは原料となる魚も工場近海で獲れたものを利用しています。
しかし、発展途上国では環境汚染に関する基準が先進国に比べて不十分であることが多く、たとえば日本の基準では許可されないような工場排水や生活排水が土壌、海洋に垂れ流されていることも多く、安全性の面では可能な限り避けた方が良いと言えます。

養殖よりも天然のものを


天然の魚よりも養殖の魚の方が安定して大量に原料として調達することが可能なことから、コストを抑え製造量を安定させるために原料の養殖が多く行われています。しかし、養殖の場合病気から身を守るために殆どの場合抗生物質やワクチンを投与され、しかも発展途上国の場合はこれらの投与量に制限が設けられていないケースが多くあります。
安全性に配慮するのであれば、ワクチンや抗生物質の投与の心配のない天然由来の原料を選ぶべきでしょう。

ここでひとつ、天然魚由来のコラーゲンを利用しているかどうか一目でわかる方法をお教えしましょう。
養殖魚由来のコラーゲンはパッケージにフィッシュコラーゲンとしか表記できませんが、天然由来は天然海水魚由来コラーゲンと表記されています。天然の文字が無い場合、ほとんどのケースで養殖由来のものと考えて良いと思います。

製造工場は安全認証を取得しているものを


原料の加工工程においても、なるべく安全なものを選びたいと思います。具体的な製造工程を公開しているところはあまりありませんが、ISO9001(品質マネジメントシステム)やGMP(Good Manufacturing Practice:適正製造規範)といった第三者による認証がとられているものをおすすめします。これらの認証は国際的に認められているもので、認証機関による適正な評価がなされていることを意味します。
これらの認証がとられている工場の製品はパッケージメーカーのホームページなどでロゴなどを表示しているため、確認してみましょう。

コラーゲンの抽出方法は加水分解法で抽出したものを


まず魚皮由来の場合のコラーゲンの製造工程についてもお話します。
まず原料の魚の皮の洗浄を行います。大量の真水を利用するため、工場は基本的に川や湖の近くに建てられていることが多いのですが、そこでろ過し、生成した水を利用して洗浄を行います。ここで徹底した洗浄を行っておかないと、不純物、なかでも脂肪酸が除去されずに残ってしまいます。これらは魚特有の臭いや味の原因となるもので、この工程をしっかり行っていないと臭いがきつい飲みにくいコラーゲンとなります。

そしてコラーゲンの抽出ですが、いくつかコラーゲンの抽出方法がある中でも加水分解法によって魚皮からコラーゲンを抽出しているものをお勧めします。
加水分解法は主に水を利用して行うコラーゲンの抽出方法で、化学物質の使用が最小限に抑えられ、コラーゲンの変性や薬物の残留リスクが少ない方法になるためです。なお、加水分解法が使われるのは魚皮由来のものになります。魚鱗や動物皮由来のものは、組織が強靭であるため塩酸などの化学物質を利用して抽出する必要がありますが、酸による変性などのリスクがありおすすめしません。

安全性チェックが十分におこなわれているものを


製造された成分について、安全性のチェックが行われているかを確認しましょう。まったく行っていないということは少ないと思いますが、重金属などの残留成分や少量でも害を及ぼす化学物質の混入が無いかなど、細かいチェック項目を設けて確認しているのかどうかを見るべきでしょう。
とはいえ、そこまで細かい情報を見ることや、良し悪しを判断することはなかなか難しいと思います。ですので、簡単な方法として業界団体が定めた安全基準以上のチェックが行われているかを見るべきだと考えます。
たとえばコラーゲンであれば、日本ゼラチン工業組合による基準を満たしているかどうかを確認するべきでしょう。

また、チェック単位についても、可能であれば製造ロットごとに細かく安全性チェックが行われているものをおすすめします。

まとめ


特にコラーゲンを選ぶ際に、安全性と品質を確認するポイントを以下の通りまとめます。

 

・原料の生育環境は先進国基準かつ養殖より天然のものを
・製造工場はISOやGMPなどの認証がとられているものを
・安全性チェックは業界基準以上かつロット単位で行われているものを

なお、弊社のコラーゲンはこれらの基準をすべて満たしたものを採用していますので、安心して摂取頂けるものと考えています。もしさらに細かく情報を知りたい方は、そのほかMedical Studyの記事をご覧くださるか、個別にご連絡いただければ可能な限り回答いたします。

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