【開発責任者Dr.井上に聞く】ビタミンCの能力と取り入れやすい選び方

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なじみのある成分であるビタミンCですが、そのはたらきと品質・安全性について正しい知識を持っているでしょうか?
改めてビタミンCのはたらきについて知り、そしてサプリメントとして選ぶときに気を付けるべきことについて、弊社の製品開発責任者であり現役医師であるDr.井上に、コラーゲンの最新研究成果についてインタビューします。

 

(1)なぜ美容サプリメントにビタミンCを採用しましたか?

ビタミンCはストレス、紫外線などから守る力をキープするため、美しさを保つうえで積極的に摂りたい美容成分です。また、それとは別に体内で必要なコラーゲンの維持にも欠かせません。
そのような理由によりビタミンCは美容サプリメントに必須の成分と考えられるため採用しました。なお、ビタミンCの美容に関するエビデンスは多く存在しますので、時間がある方は是非論文などに触れてみてください。

(2)ビタミンCは若々しく健やかにいくためには欠かせない成分ですね。ところでビタミンCは青年層で不足していると聞きましたが?

ビタミンCの1日当たりの奨励摂取量は、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年度版)P.245」によると、成人においては1日あたり100mgとされています。


そしてこの表は同じく厚生労働省の「平成30年国民健康・栄養調査 P.60」のデータですが、10代から50代のビタミンC摂取量は推奨量*の概ね60%しか摂取できていません。また、ビタミンCはヒトが体内で合成できない成分のため、毎日摂取する必要がありますが、なかなか普段の食事では補い切れていないのだと推察しています。

(3)ビタミンCは積極的に摂取することが求められるのですね。ところでビタミンCは天然ビタミンCと合成ビタミンCがあると聞きました。両者に違いはあるのですか?
天然ビタミンはアセロラ、ローズヒップなどに多く含まれており、そのような素材から抽出されていることが多いです。しかし大変構造が弱いために高単位で配合することはできません。
一方、合成ビタミンCはトウモロコシなどのブドウ糖の化学構造を変えてビタミンCに変換されます。

化学構造が同じであるために、有用性には違いがなく、かつ高単位で配合できるというメリットがあります。しかし市場の合成ビタミンCは原材料に遺伝子組換え食品を使用している可能性や、製造の過程が不透明であるという懸念がありました。そこで後述しますがそれらのnegativeな条件を一切払拭したDMS株式会社(本社:オランダ)のビタミンCを採用することとしました。


DMS社はあまりなじみが無いかもしれませんが、ビタミンCのサプライヤーとしては主要なメーカーのひとつです。具体的には以下の特徴が挙げられます。

①1938年にビタミンC合成に初めて成功した会社であり、以来75年以上に渡りビタミンCの主要メーカーとして活動している
先端化学部門では46,000件の特許をInnovaro※により認定されている
※Innovaro Inc.アメリカの会社で主に「Strategic Service」、「Technology Marketplace」、「Insight & Research」のサービスを提供。
③品質・信頼・トレーサビリティの面では、業界のリーダーとして環境への対応を常に改善している
(ダウジョーンズ*による持続性世界指標の科学部門で15年以上連続で業界トップの評価を受けている)
④全世界約22,000人の従業員がおり、80カ国以上に250の工場と事業所を有している。

DMS社のビタミンCは添加物が使われておらず、遺伝子組み換えでない厳選された原材料(トウモロコシ・米)を採用しており、豊富なエビデンスにより安全性・純度が担保されています。この特徴は弊社の超高品質、エビデンス重視のコンセプトに完全一致するため採用しました。

(4)ビタミンCを摂取する上で注意点はあるのでしょうか?
ビタミンCは特定の薬などと併用すると悪影響が発生し得る可能性が示唆されています。具体例として抗がん剤使用中の方や、脂質異常症に対してスタチン系を内服されている方は薬効を減弱する可能性があり、血液検査を厳格化する必要があります。詳しくはかかりつけ医か薬剤師にご相談ください。


(5)ビタミンCは大量に摂取しても意味が無いと聞きましたが?
1日400mg以上を摂取しても余分なものは体外に排出されてしまうとされています。弊社ではビタミンCと相性が良く、確実に体に届けるようにするためにバイオペリンを合わせて配合しています。バイオペリンについてはこちらの記事を参照してください。


Interviewee:Dr,Inoue:井上浩一

消化器病学会専門医、内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本抗加齢医学会会員

医大卒業後12年間高度先端医療センターにて先端内視鏡治療に従事。現在も経営の傍ら現役医師として患者と向き合っている。自身の大病を機に栄養学・予防医学の重要性に気づき、科学的な根拠があり、安全性が担保されたサプリメントを実現するために商品開発チームの中心としてサプリメント開発をリードする。

 

*ダウジョーンズ:ウォールストリート・ジャーナルなどを発行している世界で最も知られている経済出版社のひとつ。
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